フロンティアサロン(産官学協同活動)
第40回「産学フロンティアサロン」が行われました。
日 時
平成19年11月21日(水) 18:00~
会 場
KUポートスクエア
(神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター)
講 師
人間科学部 星野 澄子 准教授
■専門分野: 家族法・医事法、法社会学、ジェンダー論
■研究課題: 法制度・社会的慣行とジェンダー、生老病死をめぐる家族の人間関係と法制度、胎児期から個体の死に至るまでの家族法・医事法的アプローチによる人間研究、生老病死をめぐる家族の人間関係と法制度映画と法律制度でとらえた母/父と娘/息子
テーマ
「少子高齢化、男女共同参画社会と向き合う」
日本の少子化は日本の少子化は、晩婚化・非婚化と連動する形で進行しており、同時に高齢社会を迎えています。この厳しい現状と向き合い解決の糸口を探るために、出生率を回復している他の先進諸国の実例に学びながら、男女ともに生きる・働く・暮らすが統合された人間関係を築いてゆくことのできる社会と家族のありようについてお話したいと思います。
講演概要
・現代日本の少子高齢化をめぐる状況
・樋口一葉の時代から男女共同参画社会の時代まで
・近代日本の婚姻・家族制度の改革&女性(妻)の地位の変遷を巡る時代区分の概要
・日本社会の特色-「世間体」、「世間の眼」に対する適応=戸籍の思想 【結婚・離婚・高齢者について】
・結婚の動機 【3高/3低/3C】、【結婚の動機に見る男女差】
・夫婦(横糸の)関係と親子(縦糸の)関係との調和の難しさ
・出生率を回復している国 【フランス・デンマーク】 ビデオ放映“生きる・働く・暮らす”(2004/9/26NHK)
・少子社会・高齢社会と向き合うために