フロンティアサロン(産官学協同活動)
第42回「産学フロンティアサロン」が行われました。
日 時
平成20年3月19日(水) 18:00~
会 場
KUポートスクエア
(神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター)
講 師
経営学部 太田正孝 准教授
■専門分野: 情報通信工学
■研究課題: インターネットにおける品質管理・トラヒック制御法の研究
■研究業績: ●Design Tool for PVC-Based ATM Net-works、IEICE Transactions on Communications,E80-B,2、1997.●Integrated Man-agement Architecture based on COBRA、Network Operations and Management Symposium、2000.●Simulation study of SIP Signaling in an Overload Condition、Proceedings of the Third IASTEAD International Conference、2004.
テーマ
「インターネット社会の今後」
インターネットは、驚異的なスピードで進展し、社会活動に大きな影響を及ぼし続けています。この業界はマウスイヤーと言われ、毎年新しい概念・キーワードが生み出されています公演では、「何がこの驚異的な進展を可能にしてきたか」、「今後、どのような方向に進もうとしているのか」について、解説を試みたいと思います。
講演概要
1.インターネット社会の現状
○メディアとしてのインターネット
○インターネット広告
○目的別メディアの重要度比較
○1日当たりのメディア別利用時間
○インターネット利用時間に占める商品購入のための情報収集時間の割合
○広告媒体としてのインターネット
2.インターネットの仕組みとそのインパクト
○インターネットの役割
○インターネットを使った電子文書の移動
○プロトコルの階層モデル
○階層化の意味
○階層の考え方
○階層化のインパクト
○通信業界の構造改革
3.インターネット社会の新たな潮流
○インターネットが目指すもの(少し前・今後)
○MSのヤフー買収の意味するところ
○パソコンの歴史(1980年代~)
○SAAS(Software as a Service)
○通信事業者の動き(NGN)
○インターネットとNGNの比較
○通信業界の構造改革
○NGNのサービス範囲