フロンティアサロン(産官学協同活動)
第43回「産学フロンティアサロン」が行われました。
日 時
平成20年5月21日(水) 18:00~
会 場
KUポートスクエア
(神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター)
講 師
経営学部 松岡紀雄 教授
■専門分野: 海外広報論、企業市民論、経営環境概論
■研究課題: 経営環境の変化と企業の対応、市民協働のあり方、原子力事故時の住民広報のあり方、日本企業の経営環境分析、非常時広報、日本企業の海外広報の歴史
■研究業績: ●海外広報の時代-英文出版の手引き、財団法人経済広報センター、1982.●企業市民の時代-社会の荒廃に立ち向かうアメリカ企業、日本経済新聞社、1992.●ボランティアを高く評価する社会、本の時遊社1-143、197-245、1996.
テーマ
「再び問う!CSR(企業の社会的責任)への対応」
講演概要
1.社会の複雑化、多様化、企業の規模、影響力の拡大
2.ステークホルダーの多様化
3.企業不祥事の続発
4.その後の不祥事
5.食品偽造列島
6.企業不祥事のタイプ
7.企業不祥事への考え方
8.経営理念の徹底
9.企業の社会的責任 企業市民 CSR
10.社会的責任(CSR)の拡大
11.旧来の考え方
12.CSRの範囲の拡大
13.国際的なCSRの動き
14.接続可能な発展のための7原則
15.不祥事が発生しても、早期に発見して大事に至らせない
16.重大な不祥事が発生してもそれを乗り越え、信頼を回復して企業再生
17.日本企業の存立基盤は大丈夫か?健全な社会あっての企業!
18.変化への気づきと対応への勇気が決め手
19.出生数及び合計特殊出生率の推移
20.一般会計における歳入歳出の状況(1983~2007年度)
21.国の財政を1ヵ月の家計にたとえたら
22.深刻な青少年の学力低下
23.日本企業に新たな責任
24.「私民」から「市民」へ
25.「タイレノール事件」の教訓