フロンティアサロン(産官学協同活動)
第47回「産学フロンティアサロン」が行われました。
日 時
平成21年1月21日(水) 18:00~
会 場
KUポートスクエア
(神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター)
講 師
経営学部 林 悦子 教授
■専門分野:人的資源管理論、経営学
■研究課題:少子高齢化社会における雇用および人的資源管理に関する研究
テーマ
「雇用崩壊時代の人材開発」
講演概要
1.現在の雇用問題をめぐる議論の整理
2.企業内労働市場にみる正規従業員と非正規従業員の位置づけ
3.「派遣労働問題」の解題 、派遣労働の雇用関係
4.請負労働と派遣労働
5.改正労働者派遣法の功罪(功)
6.改正労働者派遣法の功罪(罪)
7.「ワーク・シェアリング」を議論する前に-背景理論の重要性-オランダ・モデルは有効か?
8.日本型「雇用調整」と時短型ドイツ・モデル-類似点と政府関与の相違-
9.欧州と日本:政労使の考え方の違い
10.職業訓練の日独比較、競争力ある個人および企業をめざして-職業訓練と人材開発-
11.日独における産業訓練比較の意義
12.経済・文化・比較 日本VS.ドイツ
13.産業訓練の開始時期と範囲
14.参考(1)日本における公共職業訓練の位置づけ
15.参考(2)ドイツにおける教育・訓練システム
16.ドイツにおける職業訓練システム
17.ドイツのデュアル・システム
18.大企業における職業訓練の実際、鉄鋼業と自動車工業の事例(独)
19.鉄鋼業:デュースブルク
20.自動車産業:DC in Bremen ブレーメン
21.(独)大企業における職業訓練のまとめ
22.(独)中小企業における職業訓練事例、射出成形型DM社
23.日本における企業内訓練:大手自動車部品メーカーDS社の事例
24.DS社における企業内教育訓練とその活用
25.DS社正規従業員受け入れ状況
26.日本の製造業の競争力を考えるDS社の事例を参考に
27.結論